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下平正文医学博士
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びわ葉温圧灸
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下平博士の著書



びわ葉温灸のすべて

 

出典:ビワ葉温灸のすべて/医学博士 下平正文 

びわ葉温圧灸

040818〜050330 アレンジ 北村

Q1 びわ葉成分の生物活性と相互作用

A1 

Q2 ヨモギ生葉成分含有量

A2

Q3 びわ葉/モグサ 温灸法の効用

A3

 モグサの主成分は,遠赤外線特有の共鳴効果によって,細胞の生体エネルギーと共鳴し, 細胞の新陳代謝を活性化することで,神経系・ホルモン系・免疫活動系・自然治癒力などを基本的に 整えることができる。

 従来のモグサ温灸法が生火を使い,煙や灰を出し部屋の空気を汚染し,環境条件を悪くするほか, 熱くて跡を残し,あまり気分の進まない療法であるのに反し,遠赤温灸法では,熱くなく気分よく有効成分 をガス状にて体内に深達させ,細胞との共鳴作用により,効果を高める利点がある。

∴ 遠赤ビワ葉温灸法は,東洋医学と近大ハイテク技術によって作られた,一石二鳥の新健康法。

Q4 モグサ温灸法の効用

A4

1) モグサ温熱作用で体内にヒストトキシンという新しい化学物質が産生される。 蛋白製のこの新物質は,血液成分の働きを活性化する。 その結果,白血球,特に免疫細胞群の増殖促進とその機能増強が見られるようになる。
 特にマクロファージの食菌作用が促進されるので,体の免疫機能が高まり,自然治癒力も強化される。   また,ヨモギ成分には,インターフェロンという物質を誘発させる作用があり,更にSOD様作用にも 優れるため,活性酸素を除去し,老化・発ガン・免疫力低下の予防効果が期待できる。

2) モグサ温灸法は,体液中でCa(カルシウム)をはじめ各種アルカリミネラル群の濃度を高めることで, 体液をアルカリ化して酸性体質を改善する。つまり,生体恒常性保持に役立つ。

3) モグサは,消化酵素分泌を促進するほか,一般細胞酵素の量を増やし,その酵素反応力も活性化する。

∴ 新陳代謝が改善され,疲労回復・体力増強によいといわれている。

4) モグサ温灸法は,自律神経系を安定化し,内分泌系機能を刺激・調整する。
特に血管運動神経形に特有な作用を示し,毛細血管系のグロミューの強化作用に優れる。

∴ 血行を改善し,?血を解消することで循環障害による諸病を快癒。
  また,ホルモン系の刺激・調整作用によって,発育成長促進に利し,生殖ホルモン障害に起因する
   女性特有の症状改善に寄与する。

5) 赤血球・血小板の増加作用を有する温灸法は,ヘモグロビンを介する体内酵素の利用能力を高め, また血小板による止血効果の向上にも有用。

6) モグサ温灸法は,脳の視床下部を刺激し,α波の励起やβエンドルフィン誘発効果もあるといわれている。
 神経痛や筋肉痛に対する鎮痛作用は,モグサに含有される鎮痛因子とこれら鎮痛ホルモン物質の 協力作用によって作られるのではないかと考察される。

7) モグサ温灸法は,ツボ・経絡を介して施術することによって,東洋医学でいう,いわゆる“気・血・水”の 生命エネルギーが活性化され,近代医学では得難い諸効用を求めることが可能となる。

 びわ葉温灸法では,モグサ・びわ葉エキス・遠赤の三位一体の相乗効果を求めようとするものである。

温灸器の構造的特性

A5  

 アルコール抽出びわ葉水溶液をモグサに浸して湿びわ葉モグサ混合物それをカセット中に詰め 更に遠赤外線ヒーターで温める。



Q6 自律神経系を安定化し,ホルモン分泌調節と代謝促進に役立つ遠赤 外線の生理作用

A6 

 温熱・深達・共鳴の相乗効果によって作られる遠赤外線の生理作用は,大脳中枢で自律神経系や ホルモン分泌を調節し,物質代謝を促進させる働きをする。
 自律神経の中心部は,ホルモン分泌の中心部と一緒に大脳の視床下部に存在しながら, 体温や内臓器官の働きを巧みに調節する。

Q7 東洋医学的に見たびわ葉温灸法-2 B17を分解するのは?

A7

 東洋医学思想の枠は,陰陽五行説に基づく臓器の働き(機能)の総合関係を明確にした点である。 それは陰陽五行説で相生と相克という陰陽の相反する作用(相乗と拮抗)のバランス的機能が与えられる。

五行に対応するびわ葉温灸法の機能は,図のように,
  • 木・・・びわ葉エキスとモグサの生理作用
  • 火・・・モグサの熱効果
  • 土・・・セラミックスで作られた遠赤外線効果
  • 金・・・温灸器のフィラメント効果
  • 水・・・湿球の効用
 

 陰陽五行説の思想は,大宇宙(自然環境)と小宇宙(人体の生命現象)のバランス作りが重要であるという考え方である。つまり,人間も宇宙の一部であり,万物はすべて相反する陰陽の2要素と5つの相対的な連鎖(・火・・金・)のバランスの上に築かれた五行説の真理下に置かれているという壮大な発想にある。

 五行のバランス作りは,ツボを通じ,人体の生理・病理・衛生を考える上でたいへん重要な要素とされている。


Q8 温灸法による血行促進

A8
1) 疲れた筋肉の乳酸を肝臓に運んでグリコーゲンに代える。
2) 血行が改善すれば酸素供給の効率を高め,乳酸を燃やしてエネルギーを生産する。
3) 血行増進効果は,乳酸からブドウ糖の再生産である。

Q9 ストレス解消の3R

A9
1) レスト・・・十分に休み,心身の疲れをとる。
2) リラクセーション・・・息抜き・緊張のほぐし。
3) リクリェーション・・・娯楽・気晴らし。

Q11 モグサ温灸法の効用・・ストレスを和らげるアロマテラピー効果も

A10  モグサ(よもぎ)の成分には,チオネール・トリテルペン・アルコールのほか,ツヨンと呼ばれる 芳香性精油成分も含まれている。
芳香性精油成分のバラエティに富むモグサ温灸法は, アロマテラピーに最適と考えられる。

 アロマテラピー(芳香療法)の主眼は,芳香によって爽やかな気分を作り出し,精神を鎮め,ストレスを解消し,大脳における自律神経系,ホルモン系の働きを調節させることで,従来ストレス病 といわれている神経症・心身症をはじめ,あらゆる生活習慣病・発ガンなど現代病のリスクから逃れ, 健康な日常生活を保持しながら,日々をエンジョイすることにある。

ストレスは,免疫機能を低下し,自然治癒力を減退させる。
芳香性精油成分は,大脳でα波を励起させ,また,βエンドルフィンのような脳内ホルモン形成に役立つ。

Q11 びわ葉温灸法と操体法


A11

 操体法とは,一般健康法とは異なり,腰痛・背痛・膝の痛み・寝違い・不眠症などを訴える人に対して痛みの解消を目的として施術する理学的な運動療法である。

 操体法は施術者(操作を行う人)と被施術者(操作を受けて痛みのトラブルを解消してもらう人)とが 常にペアになって行う。

 

 操体法をびわ葉温灸法とセットにして行うときは,一般体操法との併用に見られないようなすばらしい 効果が得られる。